2010
2010.07.04
JAPAN EXPO 2010 in Paris 出展
来場者20万人。ヨーロッパ最大のマンガアニメイベント
JAPAN EXPOは、毎年7月フランス・パリで行われる、マンガ・アニメ・ゲームを中心とし、音楽・モードを含めた日本のポップカルチャーと、書道や武道・茶道・折り紙などの伝統文化を合わせた、日本文化のフェスティバルです。フランス国内を初め、近隣のヨーロッパ諸国から来場者が訪れ、2009年には16万5千人を記録。まさにヨーロッパ最大規模の日本フェスティバルとなっています。
会場ではマンガやアニメDVD、グッズなどの販売や、ゲームの試遊、ゲスト作家のサイン会、コンサート、ファッションショー、プロレス、柔道・剣道などのデモンストレーション、書道の体験コーナーなど、日本に関する様々なイベントが開催されます。
今回、国内地域活性化プロジェクトや、世界への日本文化発信イベントでは同志朋友の一般社団法人元気ジャパンの渡邉賢一氏、そしてマンガ・アニメほか幅広いビジネスパートナーシップを組んでおります鴨志田由貴氏、そして「あおひとくん」を発信し続けて数十年、アーティストのホルモン関根氏という、ものすごく面白いメンバーで、来年に向けての視察も兼ねて共同出店してまいりました。
猛暑に見舞われる中、更に熱いマンガアニメファンがヨーロッパ中から集結。コスプレイヤーの人数とレベルの高さは半端ないです。みなさん日本大好きオーラが凄い。日本人ながらこれだけ愛されてることが肌身で感じられて、嬉しい限りですね。ステージではモーニング娘さんやXJAPANさんなど蒼々たるゲストがステージを繰り広げ、異常な盛り上がりをみせておりました。ご一緒させて頂きましたオリエンタリズムさんのステージも大盛り上がり。
全体的に感じたことは、日本のコンテンツが溢れている割には、エンタメや食品の大手企業が出展しているものの、我々のような日本の中小企業の出展が少ないように感じられました。むしろ中国系の方が多いくらいでしょうか。今、マンガアニメが世界中で受入れられています。改めて現地で感じたことは日本の文化が非常に多様性を持っているということです。欧米を始め異文化を吸収し、新しい文化を作り上げ発信しているからこそ、これだけ世界中で受入れられるのではないでしょうか。マンガアニメをコンテンツとして輸出するだけではいけない。それをキッカケとして世界中が笑顔で交流できる殆ど唯一の文化なのではないでしょうか。そこから世界へ飛び出して行く日本企業を育て、経済的な交流へと発展させて行くこともできるのではないかと思っております。来年は是非そこまでの仕組づくりを仕掛けてゆければと思います。
今回ご一緒させて頂いた方々、現地で交流させて頂きました方々のおかげで本当に貴重な良い体験となりました。これからも世界へ向けて発信して参りましょう。ありがとうございます。