2009
2009.6.10
世界遺産 ”白川郷” 廃校活用プロジェクトシンポジウム開催
行ってまいりました 世界遺産 ”白川郷” !!
内閣官房地域活性化統合事務局コーディネートによる、平瀬小学校廃校の有効利用を契機として、地域の歴史、風土、文化等を背景として、世界遺産 ”白川郷”の他地域にむけた先駆的なモデルとなるリノベーション実施のために、各界の専門家を参集し、現地でシンポジウムが開催され、飛入りオブザーバーとして参加させていただきました。
他のパネリスト、オブザーバーの方々も本当に素晴らしい顔ぶれで、本当に勉強になることばかりでした。
松本大樹 氏 内閣官房 地域活性化統合事務局 参事官
篠原 靖 氏 東武トラベル㈱ 地域活性化伝導師
芝崎信明 氏 ㈱マガジンハウス 『ブルータス』副編集長
岡部友彦 氏 コトラボ合同会社 社長 建築家 地域活性化伝道師
緒方義志 氏 ㈱義志 社長 デザイナー
加藤晃央 氏 ㈱モーフィング 社長 日本最大の美大生ネットワーク主宰
小川 淳 氏 グーグル㈱ アカウントマネージャー
村民・村役場の方々とのワークショップ
世界遺産 ”白川郷”を目指して年間180万人超の観光客が訪れます。実際見た展望台からの景色は圧巻!こんなに美しい風景が日本に残されていることに感動しました。というよりは、日本の原風景を初めてみたという感動かもしれません。
麓に降り白川郷の歴史や文化、合掌造りの構造や維持管理の大変さなどの説明を頂き、数時間の間でしたが、勉強させていただきました。
その後のシンポジウムでは村民の方々を中心に多くの方にご参加頂き、提言や意見交換。もう少し時間があればもっと色々な村民からのご意見や感想を聞きたかったのが残念です。2日目は街づくり関係者、役場職員の方々を中心としたリノベーションプロジェクトプラン作成を目的としたワークショップを開催。我々はファシリテーターとしてディスカッションを盛り上げてまいりました。
「結」のこころ
白川郷と言えば世界遺産。合掌造り。世界的に広く知られている風景が写真を通して頭に浮かびます。しかしながら、本当に大切なのは世界遺産であるということではなく、なぜ世界遺産になったのか?ということではないでしょうか。
何世代にもわたって維持してきた茅葺き屋根の合掌造り。それは昔から「結(ゆい)」という村民が助け合うという心の文化があったからこそ、現在まで建物が残っているのです。
そのことを、もう一度再認識することが、次のステップへの足掛かりになるのではないかと思いました。「結」という文化が村民の心を繋げ、人と自然を、そして内の村民と外からの来訪者の心を繋げてゆく。そんな環境をこの廃校を切っ掛けとして、文字通り「廃」の屋根を取り払って「発」信してゆく、そのような場所になってゆくことを願い、そして引き続きご協力してゆければと思います。
日本一美しい村へむけて
2日目のワークショップも始めは遠慮しがちな発言も、段々と熱を帯び、この村の未来についてどうしたいのか?そんな本質的な議論となり、日本一美しい村になりたいという、切なる想いを聞くことができ、大変感動いたしました。自分の想いをもって自分の言葉で話してゆくことで、初めて人と人は繋がってゆく。地域活性化においては、絶対的に必要なことだと改めて思いました。
先祖代々受け継いできた文化や想いが、世界遺産というかたちで世界的に広まり、観光客も増加し続けている現状。それは本当に素晴らしく日本の誇りであります。
しかしながらその現状に甘んじていては資産を消費していくだけになってしまいます。今だからこそ、受け継いできた歴史を再認識し、文化という資産を様々な分野で発展させるための変化、リノベーションをしていく必要があります。観光客に、ここに住みたいと思わせるような、子供達がここでずっと暮らしてゆきたいと思わせるような、そんな村になっていければ最高です。
村長を始め、ご参加いただきました役場や村民の方々に想いをお聞かせ頂き改めて感謝申し上げます。
また、パネリスト、オブザーバーの方々の、貴重なご意見や見識は本当に勉強になることばかりで、日本を元気にしていきたいという熱い想いで繋がることができました。心から感謝申し上げます。これからも色々な場面で一緒に盛り上げてゆける確信をもちました!
そして、このような素晴らしい場をコーディネートしていただきました、内閣官房 地域活性化統合事務局 渡邉賢一氏に改めて感謝を申し上げるとともに、今後とも日本を元気にしていくために頑張ってまいりましょう!
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