2009
2009.02.07
地域メディアプロデュース講座(第8回)
自治体課題説明
山口 正紀 氏 千代田区まちづくり推進部 参事 都市計画課長
佐藤 寿延 氏 国土交通省関東地方整備局 湯西川ダム工事事務所 所長
渡辺 大介 氏 内閣官房地方活性化統合事務局
関 正治 氏 岡山県西粟倉村役場 (都合により代弁)
本講座も遂に企画フェーズに入ってまいりました!
第8回は自治体関係者の方々による、地域の現状と課題説明。
環境や抱える問題など、地域毎に全く異なっており、改めて地域活性化の難しさを感じました。
複合文化創造都市・秋葉原
まずは、千代田区 山口正紀氏による「人・物・情報の集まる拠点 秋葉原」
秋葉原は日本の中でも世界に向けて情報を発信する特有の地域であり、家電製品からアニメ系、最近では駅前再開発により多くの企業や大学の技術集積地となっております。この地域の特色は、これら従前からの文化が無くなることなく複合的に重なり合っていく「複合文化創造都市」であるということ。
この地域には何かしらこだわりを持った人が集まってくる。その創造力を正しい方向に導くために、パブリックとプライベートをどのように使い分けながら、新しい仕組みづくりを行ってゆくか。
そしてここに住む人々、訪れる人々がどういったコンセプトで皆で街づくりをしていけるか。
そのために発進するべきメッセージは何だろうか?
この課題が成功すれば非常に大きな成果をもたらすことになるでしょう。
日光会津複合地域活性
次に、湯西川ダム工事事務所長 佐藤寿延氏による「日光会津複合地域活性」。
湯西川ダムは2011年度の完成を目指し工事が最盛期を迎えようとしている建設中のダムである。ダムによる地域活性化とは、建設事業による雇用創出という短期的なものだけではなく、ダムとダム湖を長期的な観光資源として位置づけ、初の水陸両用バスなど新しい事業の創出に継続的に取組んでおられます。その流れの中で、日光~会津の複合地域を連携させた観光プロモーションに取組んでまいります。
そのなかで我々が期待されることは何か。地域のコンテンツを磨き上げ、その本物の価値をどのように表現し伝えてゆけるか?まさにメディアプロデュース的な課題であります。
富士世界遺産
三項目は、内閣官房 渡辺大介氏による「富士世界遺産」。
富士山は言わずと知れた日本一の山。にもかかわらず世界遺産には未だ選定されておりません。ゴミ問題など一部がメディアにフォーカスされ、その本質がなかなか伝わっていかない。日本一の山「富士山」。その価値とは何なのだろうか。その価値を見つめ直し、改めて定義することで、地域住民に誇りをもたせ、地域一丸となって富士山を守っていくことができるのではないか。日本全体にとっても大きな大きな課題になるのではないでしょうか。
西粟倉村100年の森林構想
最後は「西粟倉村100年の森林構想」。都合により西粟倉村大使として代弁させていただきました。
西粟倉村は市町村合併の流れの中、自立の道を選びました。この村がもつ森林という資産に村の未来を託したのでした。その取組みにより若者中心に他地域から森林に従事する方々も増え、少しずつ成果が現れております。次の課題は木の良さを活かしながら製品として付加価値をつけ販売し、新しい事業を興してゆけるか。「西粟倉村100年の森林構想」の、森林と村民が支え合い、次の世代へと繋いでいく長期的なビジョンをいかにつくれるか。そしてそのビジョンをブランド化し製品として事業を拡大していけるのか。それを成功させることが更なる雇用を拡大させ、地域を活性化させることとなります。非常に現実的な課題の中、如何に魅力的かつ具体的な提示をする事ができるか。
本当に各地域毎に全く違ったアプローチとなりますが、重要なのは真摯に地域に向き合えるか。
目の前の、その地域で生きていこうとする人達の為に何ができるか。
その想いが重要なのは、我々が住むすべての地域において同じことが言えると思います。
本課題を基に、次回から二回の企画講座を経て、最終の発表会へと進んでまいります!!

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