2009
2009.01.31
地域メディアプロデュース講座(第7回)
ファッション: 永谷 亜矢子 氏 「東京ガールズコレクション」チーフプロデューサー
第7回は、株式会社ブランディングより東京ガールズコレクション チーフプロデューサー 永谷亜矢子氏による「地域クロスメディアプロモーション」講座。
東京ガールズコレクション(TGC)。
10代後半から20代の女性が約2万人の列をなして代々木体育館に吸い込まれていく様は圧巻です。
そのイメージから非常にイベントの印象が強いのですが、それ自体よりも、イベントを核としたクロスメディア展開が事業の肝なのです。そのノウハウから、地域とのコラボレーション事例も含めて講義を頂きました。短い時間でしたが非常に内容が濃く、詳細をこの場では言い切ることはできませんが、まさに「ブランディングの神髄」というお話でした。
ファッション業界におけるプラットフォーム
メディア業界はいわゆる”しきたり”が多いものですが、彼らはそれを乗り越えてしまう力を持っています。様々なメディアや企業ブランドを組み合わせた、多様なキャスティングによる演出。ファッション業界における「東京ガールズコレクション」というひとつのプラットフォームができあがっています。
・ファッションというトレンド性とニュース性が高いコンテンツ
・メディアの流れを読みきったタイアップによるコンテンツ流通
・TGCという目に見える2万人のファンと派生する無数のユーザー
「日本のリアルクローズを世界に向けて発信する」というコンセプトのもと、それらが相乗効果を生みながら、常に進化し続けています。
TGC地域での可能性
では地域に照らし合わせた場合、どのような課題があるのか。都会から離れた地域でTGCを開催して成功はあるのか。おそらく難しい。東京を中心とした多くの消費者と協賛企業がいて成り立つイベントであり、一回きりのイベントで演出やキャスト費用、流通コストが掛かると、人口の少ない地域では事業的に費用対効果が合わない。しかし可能性がないわけではない。
永谷氏曰く「無理をしない」こと。地域の規模と特性に合ったプロデュースが重要。
参加する人が楽しんで体験し、クチコミで広がるくらいの
・強いコンテンツづくり。
・コンテンツを流通させる仕組み。
・メディアによる利用機会の演出。
平たく言うと
・芋を作ってるだけではダメ
・芋を利用した料理の開発と提供するレストラン
・レストランに食べに来させるプロモーション
地域メディアプロデュース、少し身近になったでしょうか。
次回は自治体の方々からの現状と課題の説明いただき、いよいよ企画へと突入してまいります!
今回はゲスト講師による講座の項の最後に、具体的なヒントを頂き、企画立案に向けて非常に弾みのつく講義となりました。ありがとうございました!

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