2009
2009.01.04
西粟倉村ロケ撮影
西粟倉村・百年の森林事業
年明けも束の間、地域メディアプロデュース案件で、岡山県の西粟倉村へ雇用対策PVのロケ撮影に行ってきました。西粟倉村は人口1600人、村の9割が森林という村で、市町村合併が進む中、独自路線を打ち出し「百年の森林事業」を村一丸となって推進しております。
森林は50年、100年と人間が手入れをしないと生きてゆけません。放置されたままでは、木が密集し成長せず、下草が無くなり、雨で土砂が川に流れ込み生態系が崩壊し、森林は滅びていく一途を辿り、取り返しがつかない状況になっていきます。同時に林業従事者の高齢化も限界を超え、林業を支える技術者の急激な減少が見込まれています。
次の世代へ繋ぐ生き方
西粟倉村ではこれからの10年が村の存亡に関わる重要な時期と認識し、他地域からの人材雇用や新規事業の育成などに取組んでおり、それら活動をメディアを利用して認知を広める目的で、我々も参画させていただいております。
西粟倉雇用対策協議会の雇用プログラムにより西粟倉へ移住され林業に携わる20代から30代の方々へインタビューしましたが、家族連れで移住された方も多く、皆誇りと熱意を持って新しい事業に取組んでおられました。
村長のお話で印象的だったのは、長期的なビジョンをいかに持てるかが重要であるということです。森林は50年、100年と手入れをしてようやく商品になります。
「次の世代へ繋いでいく」これは森林と同じく、我々の生き方にも言えることではないでしょうか。
短期的な利益追求だけではなく、長期的なビジョンの中で、安心感のある生活を実現していくこと。
今まさに生活への価値観の転換の時期であるように思えます。
森林と生活が繋がり。人と人が繋がり。次の世代へ繋いでいく。
そのような社会が、この村で実現するお手伝いができればと考えております。

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